新たな人材獲得が難しい時代に、既存社員の定着率向上は必須。社員の本音が伝わってくる「マイリク」は最適解だった
—「マイリク」の導入前は、どのような課題をお持ちでしたか?
当社はPanasonicさんの工場内で、基板の生産業務を全面的にお任せいただいています。現場は24時間の2交代制を取っているのですが、年齢を重ねるにつれ体力的に厳しいという社員の声もありました。人手不足が叫ばれる今の時代、省人化など合理化対策は進んでいく中ではありますが、今いる社員にできるだけ定着してもらい、離職率を下げることで生産体制を維持したいというのが課題でした。
そこで鍵となってくるのが、現場の生の声です。実際に働いている社員が普段どのような思いで働いているのか、本音の部分を知りたいと常々考えていました。ところが管理者側も多忙であったり、社員も本当のところは直接言いにくいという、双方にジレンマのようなものがありました。
—課題の吸い上げが上手く機能していなかったのでしょうか?
従来は「お困りごとカード」というご意見箱を設置していたのですが、記載してくれる方はほぼいませんでした。あれこれ対策を検討している時に、社員の離職の未然防止や定着率に関するセミナーに参加したのが一つのきっかけになりました。そのセミナーでブレイン・ラボさんを知ったのです。
—「マイリク」導入の決め手はどのような点でしたか?
改めて考えたのは、日常的に多くの方が利用しているLINEを上手く活用することで、社員とのコミュニケーションがよりスムーズになるのではないかという点です。「マイリク」なら、LINEでパルスサーベイ・従業員満足度調査・eNPS調査と3種類のアンケートも実施でき、短期・中長期に渡り社員のエンゲージメントが見える化できること。さらに気軽に悩みなどを伝えるチャット機能もあるということ。それら総合的な観点から、「マイリク」が当社にぴったりなのではないかと考えました。
LINEならではの気軽さが生み出すスムーズなコミュニケーション。専門カウンセラーの存在も課題解決の大きな柱になっている

—実際に「マイリク」を導入してみて、いかがですか?
データを見ると社員の定着率が50%向上しており、離職リスクが大幅に低減できています。「マイリク」を導入したことで現状の社員の方々に良い影響を与えられるようになったと考えています。
そして、私たちが驚くほどアンケートの回答率が高い状況が続いています。約100名の社員が対象なのですが、毎回ほぼ90%以上の方が答えてくれていますね。40~50代の方々も支障なく利用されています。やはり普段から使い慣れているLINEというツールであること、誰に見られることもなくアンケートに回答できる点など、LINEそのものの使い勝手の良さも影響していると思います。だからこそ、自由記述の部分でも自分たちの本音が伝えられて、それに対して私たちも何かしらのアクションを起こすようにしているので、コミュニケーションを通して職場環境の改善につながっています。
ブレイン・ラボさんにはアンケート結果などを分析してもらい、月に1度の定例報告会を開催していただいています。産業カウンセラーの方々にアドバイスや対応策を提案してもらうのですが、私たちにとっては毎回通知表をもらうような心境です。社員が本音を伝えてくれるようになった分、管理者側にとっては耳の痛いところもありますね。もちろんネガティブな意見ばかりではなく、ポジティブな意見に励まされることもあります。それらすべては、皆がより働きやすく、働きがいのある職場づくりのためと思って真摯に受け止めています。
特に、産業カウンセラーという専門の知見を持った人からの問題点や改善点の指摘は、大きな意味があると感じています。ある意味、私たち当事者ではわからない部分も、第三者的な立ち位置だからこそ見える課題の把握や、冷静な視点からの提案、きめ細やかなフォローなど、とても助かっていますね。
—具体的に、アンケートから何らかの対策や改善を行なった点などはありますか?
昨今では、やはり待遇面・報酬面での意見が多く見られました。全国的な物価高ということもあり、報酬面でも当社としてできる限りのフォローを行いました。
また、課題の一つでもあった勤務体制(2交代制)について、より負担が少なく働きやすいように整備しているところです。
—そのほかに、「マイリク」の効果を実感できるところがあれば教えてください。
チャット機能を使って、ブレイン・ラボさんの方々と社員とで気軽なやり取りを行なっており、そこで社員の悩みや相談に乗っていただいていることもメリットの一つですね。一人一人の相談に丁寧に対応していただいているので、問題が大きくなる前に解決できていることも多いのではないかと思っています。状況報告として挙がってきた場合でも、すでに解決していたり、対策やアドバイスを考慮する余裕があるので、フォローがとてもスムーズにできますね。
—ありがとうございます。今後の展望を教えてください。
定例報告会の分析結果や社員の意見に対して、私たちももっとスピーディに対応していきたいと考えています。
ブレイン・ラボさんとはかれこれ1年半以上のお付き合いとなり、様々なやり取りをする中で、分析資料など、とても使いやすいフォーマットに仕上がってきています。今後は、分析結果をさらに深掘りするなど施策を充実させ、一層の定着率アップを図っていきたいですね。



